MENU

メンズの靴は3種類でOK!初心者でも必要なものだけ紹介していきます

洋服も揃ってきたし、そろそろちゃんとした靴を買わなきゃな。

でも、靴って何を買えばいいのか分からないんだよなぁ。「この靴とこの靴だけ買っておけば間違いないよ!」みたいに教えてくれる人がいたらいいんだけど。

そう思っているあなた!今日は「メンズが持っておくべき靴の種類3つ」を紹介します。3種類だけ覚えれば大丈夫です。ぜひ最後までご覧ください。

今回紹介するのは3種類だけですが、もちろん欲を言えばもっといろいろ揃えた方がいい場合もあります。

ただ、今回はブーツをあえて除外して「革靴」「スニーカー」「サンダル」の3つに絞ります。

スニーカーにも厚底のものからシンプルなキャンバススニーカーまでいろいろありますし、革靴もプレーントゥやストレートチップなど様々ですが、初心者ならこの3種類だけで十分だと思います。

特にアパレルじゃない仕事なら、これでたいてい乗り切れるはずです。

目次

革靴

まず1つ目は革靴です。革靴と一口に言っても色々ありますが、僕のおすすめはプレーンなものです。冠婚葬祭ではストレートチップなどのフォーマルなものがありますが、普段使いならプレーントゥやUチップなどシンプルなものが便利です。アクセントがあるデザインも良いですが、シンプルなパラブーツなどでも十分です。

そして、革靴で絶対に言いたいのは「ケチらないこと」です。洋服はユニクロやGUで問題ないことが多いですが、靴は別です。特に革靴は安物だと損をします。僕のチャンネルではユニクロやGUのアイテムを中心に紹介していますが、靴だけは本当に良いものに投資した方がいいと考えています。

服は今、安くて良いものが手に入る時代です。ユニクロやGUでもカシミヤやスーピマ、良質なデニムが手頃な価格で手に入ります。大量生産によるコストダウンのおかげで、かつて高価だった素材が手軽に買えるようになりました。ただ、トレンド性や独自のデザインを追求するには、やはり高価格帯のアイテムに頼らざるを得ない部分もあります。

コーディネートにおいて重要なのは、実は洋服そのものではなく「顔まわり」と「足元」です。スタイリストの世界では「三首」と言って、足首・手首・首が最も目立つ場所だとされています。特に頭と足元は視線が留まりやすいので、ここにこだわることで全体の印象が大きく変わります。

投資の世界でも、効果が高い部分に資本を投じるのが基本です。ファッションでも同じで、靴にこだわることでコーディネート全体が格上げされます。だからこそ、革靴には良いものを選んで投資する価値があるんです。

革靴に関しては、トレンドの変化がほとんどありません。これにはいくつか理由があります。まず、革靴は単価が高いため、購入者が少なく、結果的に流行が広まりにくいのです。一方、スニーカーは価格が比較的安く、流行の変遷が早いため、ずっと同じモデルを使い続けるのは難しいです。

革靴は高価である分、長く使い続けることができる点が魅力です。たとえ3万円や4万円の革靴でも、長期間使用すれば十分元が取れます。また、ソールの修理やお直し屋さんでのメンテナンスによって、どんなソールの靴でもある程度は修理が可能です。そのため、高価な革靴を購入することは長期的な視点で見るとお得です。

さらに、革靴はトレンドに左右されにくいアイテムでもあります。最近はソールが少し厚めのものがトレンドとなりつつあります。これは、ワイドパンツやフレアパンツなど裾幅が広いパンツの流行によるものです。厚めのソールを合わせることで脚が長く見えたり、身長が高く見えたりするためです。ただし、あまりにもボリュームのある靴を選ぶと、長期間使えない可能性があるため、ヒールが3.5–4センチ程度のものがバランスが良いです。

つま先のデザインについても、過剰にフォーマルなものではなく、プレーントゥやストレートチップなどカジュアルにもフォーマルにも対応できるデザインが便利です。また、全体的なフォルムは細すぎないやや細めのものがオススメです。これにより、ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも使いやすくなります。

最近は日本のブランドでも質の良い革靴を手頃な価格で提供するところがあります。例えば、TOGAなどのブランドでは、6万円程度で高品質な革靴を提供しており、レザーの質や履き心地も良好です。デニムやワイドパンツに合わせると、大人っぽい印象を与えられます。

革靴を選ぶ際には、デニムやTシャツのスタイリングに合わせるだけでも足元がドレスアップされ、大人っぽく見える効果があります。スニーカーやサンダルではどうしてもカジュアルすぎる印象になりがちなので、特に初心者には革靴を取り入れることをオススメします。

革靴に関しては、できるだけケチらない方が良いです。どうしても予算が限られている場合は、まず安価な革靴でしのぎ、数年後に良い革靴を購入するという方法もあります。長く使い続けることを考えると、5万—6万円程度の革靴を購入することが結果的に満足度の高い選択肢となるでしょう。

スニーカー

スニーカーについては、最近のトレンドが少し変わってきています。これまで主流だったハイテクスニーカーから、オールスター型のクラシックなスニーカーへの回帰が見られます。クラシックなスニーカーは時代を超えて愛されるデザインであり、今後の選択肢としても有力です。

革靴とスニーカーのそれぞれの特徴を理解し、用途やスタイルに応じて賢く選ぶことが重要です。

特に一番安く手に入るのはオールスターですね。

コンバースのオールスターはやっぱり名作だと思います。黒白や白白のモデルなどを購入して使うのも全然アリだと思います。こちらもオールスター風ですが、実はアクネ ストゥディオズ(Acne Studios)のスニーカーです。もちろん元ネタはオールスターなので、オールスターで代用可能です。

僕はこの汚れ加工や細めのソールの違い、ステッチングなどに惚れて購入しましたが、もしお金をかけたくないならオールスターでも十分です。

スニーカーのトレンドは価格が比較的安いため変化が速いです。最近はハイテクスニーカーが少し落ち着いてきて、オールドスタイルのローテクスニーカーが再び注目されています。オールスターなどをデニムやスラックスに合わせるのも良い選択肢だと思います。

例えば、バレンシアガのスニーカーは戦隊モノのヒーローのようなゴテゴテしたデザインが特徴的です。しかし、現在注目されているのはアディダスとのコラボモデルです。バレンシアガのトリプルSという派手なデザインをクラシックなアディダスのデザインに落とし込んだコラボモデルで、バレンシアガですらクラシック路線にシフトしているのが分かります。

ハイテクスニーカーも悪くはないですし、僕もまだ履いていますが、オールドでクラシックなデザインが今後評価される可能性があります。例えば、クラシックな見た目だけどソールが厚い、ハイテクとローテクの中間的なスニーカーがトレンドになるかもしれません。迷ったらオールスターを選ぶのも手です。価格も手頃で、ぜひ試してみてください。

サンダル

次にサンダルについてです。ビルケンシュトックなどの一般的なサンダルももちろん人気ですが、最近はボリューム系のサンダルや一体成形型のサンダルが流行しています。クロックスのようなデザインですね。原宿で火が付いたグラウンズというブランドのクレイというモデルもその例です。厚底でありながらシンプルなデザインが特徴です。ビルケンシュトックも一体成形型のモデルを展開しており、ボリュームがあるのに悪目立ちしないのがポイントです。

このようなサンダルはワイドパンツやフレアパンツの流れの中で、ソールのボリュームが目立ちにくいこともあり、コーディネートに取り入れやすいです。価格は1万6000円程度ですが、他のメーカーでも似たデザインのものが多く出ていますので、選択肢は広いです。

もちろん一般的なシャワーサンダルやビルケンシュトックも引き続き人気ですが、レザー素材のものなど大人っぽいデザインが特に注目されています。素材にこだわることで、より洗練された印象を与えることができます。チープな素材感のものは避け、レザーやエナメル素材などを選ぶと良いでしょう。

靴はスニーカー、サンダル、革靴の3種類があれば、春夏秋は十分乗り切れます。冬にはブーツが欲しくなるかもしれませんが、ボリュームのある革靴、特にコマンドソールやブロックパターンのソールが付いたものなら、冬でも滑りにくく使えます。この3種類の靴があれば、メンズファッションはオールシーズン対応可能です。

もちろん、キャンバス素材のオールスターだけでは物足りないと感じる人もいるでしょうし、ハイテクスニーカーを選ぶ人もいるでしょう。レザーサンダルやさまざまなタイプの靴を集める人もいます。しかし、洋服にそこまで強い興味がなくても、70点くらいのおしゃれを目指すのであれば、この3種類で十分です。

今後5年、10年後にはトレンドが大きく変わる可能性もあります。

しかし、現時点ではこの3種類で間違いなく対応できると思います。ぜひ参考にしてみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次