今日は「大人に似合うバックパック・リュックベスト5」をお届けしたいと思います。
皆さんもリュックを1つは持っていると思いますし、「久しぶりにリュックを持ちたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
かつてはリュックというとカジュアルなイメージが強く、学生時代に使っていたけれど、大人になってからはあまり使わなくなったという方も少なくないと思います。私自身もそうで、少しきれいめなレザーのトートバッグなどをよく使っています。しかし、休日にちょっとした旅行や荷物が多い時には、バックパックが非常に便利です。
最近では、大人の男性に合うように、きれいめなデザインやシックなもののバックパックが増えてきています。こういったアイテムは、カジュアルな着こなしにも、きれいめな着こなしにも合わせやすいと思います。そこで今回は、大人の男性に合うリュックを5つ選びましたので、ぜひ皆さんが今後バックパックを購入する際の参考にしていただければと思います。
具体的に大人に似合うリュックを5つご紹介したいと思いますが、まず最初にお伝えしたいことがあります。大人に合うバックパックとは、なるべくゴテゴテしておらず、デザインがシンプルなものが良いと思います。そういった意味では、ブラックの単色が一番使いやすいでしょう。これを1つの基準にしながら、今回ご紹介していきたいと思います。
さまざまなブランドが出てきますが、1つずつ詳しく解説するのではなく、ブランドのこのモデルがデザイン的におすすめだという形でお伝えしたいと思います。詳細については、皆さんが実際にお店に行って実物を見たり、ウェブ上で詳しいレビューを確認したりしていただければと思います。
アークテリクス
それでは、最初のバックパックをご紹介します。今回ご紹介する中で、実は私物が2点含まれていますので、その1点目をまずご紹介したいと思います。こちらはアークテリクスというブランドで、私のの中では定番的な位置づけになっています。これは外せないブランドだと思います。アークテリクスともう1つのブランドが、アウトドアブランドの二大巨頭となります。
アークテリクスのイメージは知っている人には知られていますが、一般的にはそれほど高くないかもしれません。このロゴを見ても、ハッとする方はまだ多くないと思います。見ている方はある程度知っているかもしれませんが、アークテリクスの始祖鳥のロゴが入ったこちらは、満鉄26というモデルのバックパックです。これは約3年使っていますが、サイズは16リットルで、大きすぎず小さすぎず、ちょうどいいです。
私の身長は164センチ、体重53キロなので、大きいものだとバック自体が主張しすぎてしまいます。普段使いとしては16リットルのサイズがちょうど使い勝手が良いと思います。正直、快適なバックパックというよりは、アウトドアを重視した作りになっています。内側の作りにはPCを入れることもできますが、クッション性はあまり高くありません。機能的には都市型に特化しているわけではありませんが、普段のちょっとしたアウトドアや1泊旅行には十分な収納力があります。
デザイン的にも気に入っており、シルエットは丸みがあります。四隅が角張っているわけではなく、適度にカジュアルで無駄のないデザインです。背面のメッシュ部分も通気性が良く、使い勝手はまずまずです。機能性にはそれほどこだわりませんが、見た目がベーシックで使いやすく、飽きずに使えることが大事です。そういった点をしっかり満たしているのが、アークテリクスの満鉄26モデルです。
重さについても、決して重すぎるわけではなく、普通の感覚です。機能性については目立った特徴はありませんが、デザインがシンプルでベーシックで使いやすいです。アークテリクスの世界観やデザイン性の高さが、このバックパックの魅力です。価格は店舗によってバラつきがありますが、だいたい18,000円前後です。バックパックの中では安すぎず高すぎず、手が届く価格帯だと思いますので、ぜひ皆さんも候補の一つにしていただければと思います。
ノースフェイス
続いて2つ目のリュックですが、先ほど少し触れましたが、アウトドアブランドの二大巨頭といえばアークテリクスと、名前の知名度が圧倒的にあるノースフェイスです。このブランドは外せない存在だと思いますし、皆さんも何かしらのノースフェイスアイテムを持っている方が多いのではないでしょうか。私もノースフェイスのアイテムをいろいろ持っており、Tシャツやキャップ、ショートパンツなども愛用しています。
ノースフェイスはアウトドアブランドですが、デザインが使いやすく、街着としても適したアイテムを多くリリースしていますので、ノースフェイスのバックパックも見逃せない存在です。ただし、モデル数が非常に多く、どれを選べばいいのか迷うこともあるかと思います。今回おすすめしたいのは「ホットショットクラシック」です。これはデザイン的に一番定番で、使い勝手が良いと思います。サイズ感も26リットルで、先ほどのアークテリクスのものと同じサイズです。このサイズ感が普段使いにはちょうど良いと思います。大きすぎず小さすぎず、女性っぽく見えないサイズ感が重要だと思います。
デザイン的には、こちらのリュックは少し丸みを帯びた形状をしていますが、基本的にはベーシックなスタイルです。ただ、アークテリクスと比べると、ノースフェイスの主張は強いと感じます。上部にはノースフェイスのロゴが大きく入っており、あまりかっこよくないブランドであればロゴがない方が良いと思いますが、ノースフェイスはおしゃれなイメージが一般的に浸透しているため、安心感があります。
そのため、デザインの一部としてロゴを加点するポイントだと思います。また、ノースフェイスのロゴの下には「ホットショット」という文字もあり、これもいやらしくない程度のデザインのアクセントになっています。
デザインのもう一つのアクセントが、真ん中の縦のラインに付いているベルトです。ここにカラビナを掛けることができるようになっています。実際にカラビナを掛けられるかは別として、デザイン的なアクセントとして面白みがあります。
使い勝手については、私自身が実際に持っているわけではないので何とも言えませんが、内部構造としてはアークテリクスの方がより登山向きの作りになっています。ノースフェイスの製品は登山でも使える一方で、街着としても活用できるような内側の作りになっています。
内側は二室構造になっており、それぞれにバランスよく荷物を入れることができますし、内側のポケットも充実しているため、PCも収納しやすいです。その他のアイテムも整理しやすいので、そういった点も含めてノースフェイスのバックパックは作りが非常に良いと思います。
先ほどのアークテリクスを選ぶのか、ノースフェイスを選ぶのかは、正直なところ難しいポイントだと思います。ある程度おしゃれなバッグだと認識してもらいたいのであれば、ノースフェイスの方がオススメです。逆に、人とはかぶりたくないという方や、おしゃれな人が見てわかればいいという方にはアークテリクスの方が合っているかもしれません。
個人的には、この二つの中ではアークテリクスの方が少しニッチな感じがして好きですが、これは人によって変わってくると思いますので、両者を比較検討しながら選んでいただければと思います。
and wander(アンドワンダー)
次に3点目のバックパックですが、こちらは少しマイナーなアイテムになるかもしれません。ノースフェイスやアークテリクスは一般的に知名度が高いですが、こちらは知っている方が少ないと思います。私が最近購入したのはand wander(アンドワンダー)というブランドのもので、モデル名は「X-PACK 20L デイパック」です。サイズはこれまでのものより一回り小さく、26リットルから20リットルに変わります。
このサイズ感は男性が持つには最小限かもしれません。これ以上小さいと少し女性的に感じるかもしれませんが、これくらいであればギリギリ許容範囲だと思います。and wander(アンドワンダー)というブランド自体が非常に気に入っており、さまざまなアイテムを持っています。特にシェルパーカーが大好きです。
このブランドはアウトドアウェアが得意であり、バックパックも作っていますが、デザイン性が非常に高く、クリエイティブなデザインが楽しめるのが特徴です。最近では、さまざまなブランドとコラボレーションしており、特に注目度が高いブランドになっています。
この20リットルのバッグは、X-PACKという特殊な素材を使用しており、表面にはひし形の模様が入っています。このデザインは一つのアクセントになっていて、軽量で強度が高く、高い防水機能も備えていますので、雨に降られても安心して使えます。
個人的には、このひし形の模様がデザインのアクセントになっていて素敵だと思います。非常にコンパクトで丸みのあるデザインも気に入っています。背面はメッシュになっており、物を入れることができますが、透けるのであまりスタイリッシュには見えないかもしれません。これはデザインの一部として楽しむことにしています。
機能性が高いというよりは、軽くて持ちやすいので、旅行の際のサブバッグや気軽なお出かけの際に使っています。この軽さは非常に強い味方になります。また、パッカブル仕様になっていて小さくまとめることができるので、持ち運びにも便利です。内側の高機能性はあまり求めていないので、サクッと使えるバッグとしては非常に使い勝手が良いと思います。
デザインが気に入るかどうかが大きなポイントだと思います。&wanderのバックパックはデザイン性が非常に高く、持っていることで人との差別化もできるので、非常に気に入っています。先ほどのアークテリクスはアウトドア向けのバッグとして重宝しますが、このバッグは意外とジャケットを羽織ったスタイルにも合うので、綺麗に見せたいときにはこちらを使っています。
そういった意味でも、都会的で場合によってはビジネスシーンでも使えるかもしれません。スタイリッシュなバックパックとして、ぜひ皆さんにチェックしていただきたいと思います。価格は24,200円と、決して安くはありませんが、デザイン性の高いバッグとして検討していただければと思います。
Standard Supply
続いて4点目のバックパックですが、これは「Standard Supply」のデイリーデイパックというモデルです。これは今回ご紹介する中で最もデザイン的にシンプルで、私たちがイメージするリュックの中で一番王道的なデザインだと思います。だからこそ、デザイン的には少し退屈に感じる方もいるかもしれませんが、スポーティなデザインとは違い、よりベーシックで使いやすい仕上がりになっています。
デザイン的には無印良品などでも売っていそうな雰囲気もしますが、だからこそ素材使いには非常にこだわっているのがこのバックパックの特徴です。よくマウンテンパーカーに使われるような機能的な素材を採用しており、防水性や透湿性に優れた作りになっています。
バックを作っていまして、ナイロンオックスフォードの上品な雰囲気も楽しめるので、このバランスが非常に良いと思います。持ち手の部分にはレザーが使われており、YKKの高級ファスナーも採用されています。デザインはベーシックですが、素材感や細部の作り込みの完成度が非常に高いです。そのため、おしゃれ中級者以上の方に愛されるバッグだと感じています。個人的には、理想的なアイテムも良いのですが、今はBEAMS PLUSの別注バージョンが出ているので、こちらは特におすすめです。せっかくなら、人と少し違うものを選ぶと満足度が高まりますので、ぜひ皆さんにもおすすめしたいです。
ビームスのサイトを見てみると、スタッフの着用例が非常に多いです。これは一つの安心感ですね。ショップスタッフはおしゃれが好きな方々なので、彼らに支持されているアイテムが多いのです。シンプルながらもおしゃれが好きな方々にも受け入れられる完成度の高さが、このバッグにはあると思います。
内容量は17リットルと少なめですが、サイズ感は小ぶりすぎるわけではありません。アウトドアブランドのバッグに比べると荷物の量は少ないですが、日常的に使うには全く問題のないサイズです。PCも十分に入りますし、都市型にアップデートされているので便利です。ただし、アウトドアブランドに比べると機能性はそれほど高くはありません。見た目はクラシックで、細部の作り込みがしっかりしており、無駄な部分は一切排除されています。このシンプルなデザインが最大の魅力だと思います。
ユニクロのロールトップバックパック
続いて、ラスト5点目のリュックですが、もう少し安くて気軽に使えるものを紹介したいと思います。ユニクロのロールトップバックパックは、かなり新しいアプローチだと思います。価格もお手頃で、3,990円ということで、これまでのバックパックにはなかった形状です。ロールトップのデザインになっており、上部に特徴があります。素材には撥水加工と止水ファスナーが付いているので、雨が染み込む心配もなく安心です。
想定している場面としては、自転車に乗っている時にも使えるバッグです。容量は29リットルと大きく、いろんなものが詰め込めます。ジムに行く時にシューズやウェアを入れるのにも便利です。ユニクロならではの無駄のないデザインも、どこのブランドか分からないという点で非常にありがたいです。
ベーシックなアイテムも多いですが、シンプルなデザインこそ、細かなデザイン性や素材使いが大切だと思います。このロールトップバックパックは、デザイン的にも特別で、通常のバックパックとは異なる特徴があります。ユニークなデザイン性を実感できると思います。もちろん、通勤にも使えるように内側の構造もしっかりしています。お客様の声を活かした設計で、PCやペットボトルを収納できるスペースも確保されています。
3990円で気軽に使えるバッグとして、非常に使い勝手が良いと思います
今回ご紹介した中で、圧倒的に値段が安くて、なおかつチープに見えないところがユニクロの強みですので、ぜひ検討してみてください。