今日は 「奢ってもらっているのに、お礼を言わない婚活女性」 についてお話しします。
少し前にも話題になりましたよね。
深田えいみさんが X(旧Twitter) に投稿した内容に、批判が殺到した件です。
投稿の内容を簡単にまとめると、
「デート代って、なんで男性が払うのが当たり前なの?
女性はデートのために洋服やメイク、美容代をかけてる。
リップだけでもブランドものなら4,000円はする。
可愛く見せるために早起きして準備してるんだから、
それを考えたら、男性が奢るべきじゃない?」
という主張でした。
私の考えとしては、
「男性が奢りたければ奢ればいいし、奢りたくないなら奢らなければいい」 と思っています。
そもそも、デートで男性が全額負担しなければならないというルールはありません。
ただ、婚活ではライバルがいる という点は理解しておく必要があります。
もし、ライバルの男性が 「デートしてくれただけで嬉しいから、ご馳走させてください」 と言って奢っていたら?
一方で、自分は 「割り勘でお願いします」 と伝えていたら?
女性はどちらの男性に好印象を持つでしょうか?
答えは明白ですよね。
だからこそ 「奢る・奢らない問題」 は、婚活の場で 永遠のテーマ になっているのです。
今回は、この問題について 男性と女性、それぞれの言い分 を見ていきましょう。
男性の意見
先日、X(旧Twitter)で 婚活中の男性585人 にアンケートを取りました。
質問内容は、「デートでは女性と割り勘にしたい?したくない?」 というものです。
結果は以下の通りでした。
✅ 「タイプの女性なら全額奢りたい」 41%
✅ 「基本的に全額奢りたい」 32%
その他にも、さまざまな意見が寄せられました。
💬 「相手に負担はさせたくないけど、すべて奢るのは厳しい。
何回か奢ったあと、女性のほうから『たまには私が出します』って言ってくれると好印象。」
💬 「基本的に奢りたいけど、相手によっては
『奢られるのは気が引ける』という人もいるので、
端数だけ払ってもらったり、2軒目のお茶代をお願いすることもある。」
💬 「タイプかどうか関係なく、デート費は男性が出すべき。
わざわざ時間を作って会ってくれたのだから。」
💬 「割り勘にしたときの女性の反応を見たい。」
このように、男性にもさまざまな考え方がある ことが分かります。
多くの男性は、「また会いたい!」と思った女性には喜んで奢る」 けれど、
そうでない場合は 「割り勘でお願いしたい」 というのが本音のようです。
私が男性だったとしても、終始不機嫌そうな態度を取られたり、
会話を盛り上げようと質問しても「はい」「いいえ」だけの返答しかなかったりする女性 には、
奢ってあげたいとは思えません。
つまり、「奢る・奢らない」は、目の前の女性次第 という要素が大きいのです。
ただ、「奢ってもらえなかったから」と激怒する女性 も、少し違う気がします。
友達と食事をしたときは 「自分が食べた分は自分で払う」 のに、
なぜ 「相手が男性だと、奢られて当然」と思うのか?
そこに違和感を覚える男性が多いのも、理解できます。
女性の意見
こうした男性の意見に対し、一部の女性からは、
💬 「私はそんなこと思ってません!割り勘でいいと思ってるし、
むしろ積極的に払ってます。でも結婚できてません。
やっぱり、男性が割り勘にするってことは、
『次はもうないな』と思ってる女性が多いんでしょうね。」
という声も届きました。
確かに、婚活中の女性全員が 「男性に奢ってほしい」 と思っているわけではありません。
中には 「男性の負担を少しでも減らしたい」と、割り勘を希望する女性 もいます。
それでも結婚できないのは、おそらく 他の部分でライバル女性に負けているから でしょう。
男性だって、「デート代を出してくれた女性」だからといって、
その人と結婚を決めるわけではありません。
つまり、割り勘を提案すること自体はマイナスにならなくても、
プラスにもならない ということです。
一方、奢られるのを当然と思っている女性でも、
結婚がスムーズに決まる人もいます。
そういう女性は、愛嬌があって「ごちそうさまでした!」と満面の笑みでお礼が言える人 です。
男性はそんな女性に 「またご馳走してあげたいな」 と思うものなんですよね。
だから、「奢られるのが悪い」わけではなく、
「奢ってもらって当然」という態度が問題 なのです。
お礼も言わず、当たり前のように奢られる女性。
これは 「人としてどうなの?」と思われても仕方ない かもしれません。
そして、そもそも炎上したツイート内容にある「女性はデート前にお金や時間がかかっている」という話ですが、これはもう人によると思います。
洋服代に関して言えば、男性だって裸でデートに行くわけではないので、これは男女関係なく日常生活を送るうえで必要な出費ですよね。もちろん婚活のために服を新しく購入する人もいると思いますが、それは女性だけでなく男性にも当てはまることです。
むしろ、おしゃれに無頓着だった男性の方が婚活を機にスーツや靴を一から揃える必要があって、女性以上にお金がかかる場合もあると思います。
次にメイク代や美容代ですが、これも婚活を始めたから急にかかるものではなく、もともと日常生活の中で必要なものが多いんじゃないでしょうか。もちろん婚活を機にエステに通ったり、美容にさらに力を入れる女性もいるかもしれません。
でもそれは「自分が綺麗になりたいから」やっていることであって、男性のためにやっているわけではありませんよね。
そんな自分のための美容代を、あたかも「あなたとのデートのためにこれだけお金を使ったんだから奢って当然」という考え方は、少し身勝手に感じてしまいます。
もしその理屈が通用するなら、男性だって婚活を機にパーソナルジムに通ったり、薄毛治療や全身脱毛に挑戦して**「僕はあなたとデートするためにこれだけお金を使ったんだから奢ってほしい」**と言ってもいいことになってしまいますよね。
そんなことを言い始めたらキリがありませんし、どっちがお金をかけたか競い合うような関係って、正直ちょっとおかしいと思います。
結論
結局のところ、奢るか奢らないかは気持ちの問題なんです。
アンケート結果では41%の男性が全額奢りたいと思っている一方で、割り勘希望の男性はわずか**20%**しかいません。
つまり、多くの男性はできるだけ女性に負担をかけたくないと思っているんです。
その気持ちだけでもありがたいと感じるべきなのに、少しでもお金を請求されたら怒り出す女性は、正直人間性を疑いたくなりますよね。
そして、奢られて当然と思っている女性ほど男性に選ばれず、婚活を続けることになります。
その結果、婚活界隈ではこの「奢り問題」がいつまでも解決せずに残り続けてしまうんです。
逆に、「払える方が払えばいいじゃん」とか「奢ってもらえたらラッキー」くらいに思っている女性ほど、男性に選ばれて結婚していきます。
そういう女性は婚活アカウントから花嫁アカウントに進化していくわけですが、一方で奢ってくれないことに不満を漏らしている女性は、その態度が男性にも伝わってしまって選ばれずに婚活を続けることになるんですよね。
その結果、ずっとSNSで**「奢ってくれた」「奢ってくれなかった」**というツイートを繰り返すことになるんです。
だからこそ、義務のように男性に奢らせるのではなく、**「この女性にはご馳走してあげたい」**と思われるような女性を目指すことが大切なんですよね。
もちろん、男性側も**「なんで男ばっかり奢らなきゃいけないんだ!」**と文句を言うのではなく、価値観が似た女性と出会うために、年齢や見た目だけで選ぶのではなく、内面をしっかり見極めることが大切です。
婚活は奢るか奢らないかの駆け引きだけで成功するものではありません。
ただ、それが相手の価値観や考え方を知るうえでの判断材料のひとつになることは間違いありません。